【スキンケア】美肌のために即実践すべきこと〜看護師歴17年の医療従事者が解説〜

スキンケア
  • シミ・シワ・たるみ…肌トラブルを解決したい
  • 美肌になれる化粧品、スキンケア方法を知りたい
  • すっぴんがキレイだと褒められたい

こんな風に悩んでいませんか?

鏡を見ると、シミ・シワ・たるみが気になってため息つくことありますよね。

すっぴんがキレイと褒められるくらい美肌になれたら最高です。

残念なことに、世の中には間違った情報も多いのが現状。

お肌によくないことを実践している人もいます。

今回は、肌理論・老化のしくみを長年学んできた医療従事者の目線でお話します。

美肌になれるスキンケアについて重要なこと、今すぐ実践すべきことを解説しますね。

【紫外線対策】美肌・アンチエイジングに最も重要

紫外線が肌老化を加速させる

光老化という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、紫外線は肌に悪影響を及ぼします。

紫外線が肌へ与える影響は…

  • コーラーゲンやエラスチンに悪影響を与え、シワ・たるみの原因になる
  • メラニン色素を生成し、シミの原因になる

老化の原因の8割は紫外線によるものとも言われるので、十分に対策が必要になります。

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があります。

【UV-Aの特徴】

  • 紫外線の9割を占め、季節関係なく1年中降り注ぐ
  • 波長が長いため雲・家の中・車の窓ガラスも透過して肌に到達する
  • 肌の奥(真皮層)まで到達し、シワやたるみの原因となる

【UV-Aの特徴】

  • 真夏に多く降り注ぐ、レジャー紫外線とも呼ばれる
  • 晴れの日に多く、曇りの日は1/2程度の量となる
  • 肌の表皮に影響し、シミやソバカスの原因となる

1年中必要なUVケア

春先から夏にかけては多くの人が紫外線対策をしていますね。

果たしてそれで大丈夫なのでしょうか?

実は、紫外線(特にUV-A)は1年中降り注いでいるので油断は禁物なのです。

美肌のために、日頃からUVケアを怠らないようにしましょう。

具体的に実践するべきことは…

  • 日焼け止めを毎日塗る
  • 紫外線の強い時間帯(10~14時)は外出をかける
  • 外出する場合は日傘・サングラス・ストールなどを活用する

日焼け止めの選び方

PA・SPFの意味

日焼け止めには「PA」「SPF」の記載がありますね。

それぞれどんなことを表すのでしょうか?

【PAとは】

  • UV-A波をブロックする効果
  • +の数で示され、数が多いほど強力

【SPFとは】

  • UV-B波をブロックする効果
  • 数字で示され、数が大きいほど強力

日常生活ではSPF30、PA++程度で充分。

ただし、2~3時間ごとに日焼け止めを塗り直した方が効果的です。

日焼け止めは3種類

日焼け止めは、大きく分けて3種類あります。

  • 紫外線吸収剤を使ったもの
  • 紫外線散乱剤を使ったもの
  • 両方が混ざったもの

肌に負担の少なくおすすめなのは「紫外線散乱剤」使用のタイプ。

見分け方としては、成分に酸化チタン酸化亜鉛が使われている点です。

購入の時にパッケージを確認してみてくださいね。

ちなみに、振って使うウォータープルーフの日焼け止めは紫外線吸収剤のタイプです。

こちらは肌への負担がかかるので、おすすめできません。

日焼け止めは持ち歩くべき

朝のお化粧前に日焼け止め塗って、そのまま1日過ごしていませんか?

2〜3時間経つと、摩擦や汗・皮脂とともに落ちてしまいます。

家を出る前に塗ったら、紫外線量がピークを迎えるお昼には塗り直した方が良いですね。

ぜひ、日焼け止めは持ち歩くようにしてくださいね。

あいか
あいか

美肌のためには、メイク直し以上に大切です!

マスク生活でも日焼け止めを塗る

マスクを日常的につけることが多いですが、それでも日焼け止めは必要ですね。

たとえUVタイプでも、マスクを過信してはいけません。

摩擦や呼気による湿気・汗により、メイクや日焼け止めは落ちやすいと言えます。

マスクをつける・つけないに関係なく日焼け止めをつけるようにしましょう。

美肌のための基礎化粧品の選び方

クレンジング剤は肌に優しいものを選ぶ

美肌はクレンジングから始まると言っても過言ではありません。

肌に負担のかからないクレンジング剤を使うことが大切です。

石油系の合成界面活性剤に注意

クレンジング剤や洗顔フォームに、石油系の合成界面活性剤が含まれていたら要注意。

強力な洗浄成分なので”汚れ”は落ちますが、必要な皮脂まで根こそぎ奪われます。

すると肌のバリア機能が低下し、シミ・しわ・吹き出物など肌トラブルの原因に…。

ここでは、よく化粧品に使用される合成界面活性剤を紹介します。

【陰イオン界面活性剤】

例)ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリス硫酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム

【両性イオン界面活性剤】

例)コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン

オイル成分を確認する

クレンジング剤に含まれるオイル成分にも注意しましょう。

クリームタイプでも、メイク落ちを良くするためにオイル成分が含まれています。

【肌に悪いオイル】

  • 炭化水素油系オイル(ミネラルオイル)

【肌に良いオイル】

  • 油脂系オイル(コメヌカ油・アーモンド油・ココナッツ油・オリーブ油)
  • スクワランオイル

クレンジングに使われる炭化水素油系のオイルは「ミネラルオイル」と呼ばれます。

脱脂力が強く、肌に必要な皮脂まで落としてしまうのが残念な特徴。

安価に精製できるため、プチプラクレンジングに多く使われています。

肌に良いのは、脱脂力がマイルドな油脂系オイル・肌成分に近いスクワランオイルです。

毎日使うものなので、肌への刺激は極力少ない方が望ましいですね。

保湿のためにはセラミドケア

肌を清潔な状態にすることができたら、次は保湿です。

よく「化粧水をつけて乳液でフタをする」と聞きますが、これでは30点。

根本から肌をうるおす保湿のためには、セラミドケアが必要なのです。

【セラミドケアの重要性】

  • 体内の水分と角層のセラミドが結合し、肌のうるおいになる
  • 肌に補うべきは水分ではなく、セラミド
  • 加齢によりセラミドが減るため、外から補給が必要

化粧水や乳液は、セラミドが入っているものを選ぶのがおすすめ。

うるおいたっぷりのもちもち肌になれる、自分に合ったお気に入り化粧品をみつけましょう。

シミ対策美容液を活用する

紫外線対策とクレンジング、保湿ケアを正しくしていれば、確実に美肌に近づくことはできます。

でも、シミを完全に防ぐことは難しいですよね。

紫外線を100%避けることはできないし、肌表面には見えない潜在的なシミが存在することも。

また、すでにシミがある場合はこれ以上増やさない対策が必要になります。

あいか
あいか

美白成分が入った美容液を活用するといいですね!

美白成分について、厚生労働省はこのように明確に定義しています。

メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ

あるいはこれに類似した効能があると認めた成分

具体的な有効成分の一例

ビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノン、コウジ酸、ユキノシタなど

肌質別スキンケアのポイント

美肌になるためのスキンケアは、肌タイプに合わせて変えることが大切です。

【普通肌】→皮脂が少なく、水分が多い

乳液で油分を補う

【乾燥肌】→皮脂が少なく、水分も少ない

クリームや美容液で入念な保湿をする

【脂性肌】→皮脂が多く、水分も多い

さっぱりタイプの化粧水・乳液を使う

【混合肌】→皮脂が多く、水分が少ない

化粧水での保湿を重点的に、乳液は少なめに

【敏感肌】→刺激に敏感な状態

刺激の少ない化粧品を使う

あなたに当てはまる肌タイプのお手入れを心がけてくださいね。

あいか
あいか

私はどのタイプ?と分からない方は

診断すると良いです!

質問に答えるだけで簡単に肌質がわかるサイトがあります。

こんな感じで、肌状態を知ることができました。

肌タイプを診断して自分に合う化粧品を見つける
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