あいかです!
がん細胞の増殖を抑えるために必要な免疫力と抗酸化力。
これらを兼ね備える最優秀食材とは何でしょうか?
がん予防に最も有効な食べ物
がん予防に最も効果的な食べ物は、にんにくです。
がん細胞は、カラダの中で日々できては消えてを繰り返していますが、その増殖を食い止めているのが免疫力や抗酸化力。
この力を高めてくれるのが、植物性食品に含まれる多種多様なファイトケミカルです。
にんにくに含まれるファイトケミカル成分「アリシン」には、強力な殺菌効果・生活習慣病を予防する効果があります。
にんにくを食べる量が多いほど、胃がんおよび結腸・直腸がんのリスクが低下することが判明しているのです。
適量は4片程度、10片以上は過剰摂取となるので注意してくださいね。
またにんにくは、アメリカ国立がん研究所作成の「デザイナーフーズ・ ピラミッド」で最上位に位置づけられているほど優秀です。
その他の優秀食材
キャベツ
抗酸化成分のイソチオシアネートが含まれ、発がん物質の生成を抑制する効果が認められています。
長時間加熱すると減ってしまうので、できるだけ生で食べるのがおすすめ。
加熱調理するなら、蒸し物や炒め物が良いです。
しょうが
ファイトケミカル成分のジンゲロールとショウガオールが含まれます。
すり下ろすことで抗酸化力が高まるので、おろし生姜がおすすめ。
料理のほか、紅茶などに入れるのも良いですね。
セロリ
ファイトケミカルのアピゲニンとルテオリンが含まれ、がん細胞の増殖を抑制する効果があります。
茎よりも葉の部分に多く含まれるので、葉の部分も食べるのがおすすめです。
玉ねぎ
色素成分のケルセチンには、強い抗酸化作用、生活習慣病予防、がん細胞を攻撃して死滅させる効果があります。
ケルセチンは皮の茶色い部分に多いので、農薬の心配のない玉ねぎの皮を出汁やお茶にして飲むとたくさん吸収できます。
トマト
色素成分リコピンは、強力な抗酸化作用のあるファイトケミカルです。
そのパワーはビタミンEの100倍ともいわれ、がん細胞の成長を妨げると言われています。
ブロッコリー
辛味成分でありスルフォラファンは、近年注目されるファイトケミカル。
発がん物質から身体を守る酵素を活性化し、がんに変化しかけた細胞を修復するはたらきがあります。
ブロッコリースプラウトには、ブロッコリーの数十倍のスルフォラファンが含まれています。
まとめ
がん予防には、野菜に含まれる「ファイトケミカル」が重要な役割を果たしています。
にんにくが「デザイナーフーズ・ ピラミッド」で最上位に君臨していますが、そればかりに偏らないようピラミッドに示された食品をまんべんなく食べることが大切です。
まずは、ピラミッドの中からバランスよく食材を選ぶことから始めてみましょう。
がんは今や現代病で、2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで死亡するといわれています。
がんにかからないよう、健康的な食事を摂って元気に過ごしていきたいですね。
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